🌼セルフケア ~うまく付き合うコツ~
●自分のリズムを知ろう!
まずは自分の体調のリズムを知り、不調が訪れる時期や起こりやすい症状を知りましょう。
手帳やカレンダー、スマートフォンのアプリなどに、調子の悪い日とその内容をメモしてみましょう。
具体的には、イライラ、頭痛、腹痛、過食などの症状を記録しておきます。数ヶ月分続けたら、自分でも驚くほどに定期的に不調を繰り返しているはずです。
自分のリズムが把握できたら、不調の訪れる時期が予想できるようになります。
●リラックスできる時間を作ろう!
不調な時期は無理をせず、自分を甘やかしましょう。しないとことです。
できる限り前もって予定を調整しておき、リラックスする時間を多めにとりましょう。
深呼吸を心がけてみたり、少しぬるめのお風呂に入ったりすることはリラックスに効果的です。
とはいえ、仕事があると、自分だけではどうにもできないこともあると思います。
言いにくいかもしれませんが、不調になる期間であることを伝えて頼ってみてください。
そして、毎月の体調不良を打ち明けられた方は、「月経前症候群」という病気があることを理解してサポートしてもらえたら嬉しいです。
●生活習慣を見直そう!
食生活や習慣を見直すことで症状の緩和が期待できます。
・バランスの良い食事を心がけましょう
・アルコール、塩分、カフェインを控えましょう
イライラやむくみなどを高める原因になるので摂りすぎには注意しましょう。
・高GIのお菓子や食事を控えましょう
生理前は血糖値が急降下しやすく、結果的に心が不安定になりやすくなりますので、「高GIのお菓子」や「炭水化物のみの食事」には注意が必要です。
・軽い運動をしましょう
自律神経を整えるような運動が効果的です。
ゆっくり筋肉をのばすストレッチやヨガのほかに、散歩など自分がリラックスできると感じられるような運動をしましょう。
・アロマを取り入れましょう
「いい香り💛」「リラックスできる☺」と感じられる香りを選ぶのが良いとされています。
ディフューザーなどを使用してお部屋のなかに香りを拡散させて香りをゆったり楽しむのが効果的です。
※ハンカチなどの布製品にアロマオイルを垂らす場合、シミになる可能性もあるので、汚れても問題ないハンカチを使用したり、アロマオイル用のハンカチを用意してもよいかもしれません。
・禁煙につとめましょう
喫煙(受動喫煙含む)は血行を悪くし、ホルモンバランスを崩してしまう原因になります。
女性関連のトラブルは東洋医学が得意とする分野です。
薬膳の考え方や漢方薬も取り入れてみると良いでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください⇒⇒
*食事(薬膳)のチカラを借りる
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●つらいときは迷わず医療機関へ
PMSの症状は人それぞれ。
スケジュールの調整や生活習慣の見直しをしても症状が改善しない場合、症状がひどいようであれば、医師に相談してみましょう。
きちんとした診断で、それぞれにあった治療をすすめることが大切です。
PMSでは月経周期を整えて不快な症状を改善するためにピルや漢方薬が処方されることが多いです。
また、腹痛や頭痛、むくみなどの身体の症状を和らげる薬や、憂鬱な気持ちを抑えるための抗不安薬や抗うつ薬などが使われます。症状に応じて、さまざまな漢方薬も使用されることも。
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