【健康レシピ】〜めまい〜  パート1 l2023.6月更新

ふわふわ、ぐるぐる、ぐらぐらなどのめまいでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。気圧が急激に変化する梅雨の時期はめまいが起こりやすい時期になります。

 ☆めまい パート1☆

◆めまいとは?


◆めまいを悪化させないために


【サンドラッグ栄養士・管理栄養士考案おすすめレシピ】

◆簡単!夏野菜のシーフードラタトゥイユ


◆そらまめのカレーフリッター

 

 

 

めまいとは??

平衡感覚は、耳(内耳)からの感覚、目からの感覚、足からの感覚、そしてこれらを統合する中枢神経(脳)から成り立っています。めまいは、これらのミスマッチや異常で起こります。

症状は大きくわけて3つのタイプに分けられます。

原因の多くは耳によるもので、内耳の前庭という場所にある耳石がはがれて、体のバランスを保つ器官である三半規管に耳石が入り込んでしまって起こります。「良性発作性頭位めまい症」と言われるめまいを引き起こす代表的な耳の病気です。

他に、脳に原因がある場合や、自律神経のバランスの乱れ(※1)、血圧の変動や気分の落ち込み、肩や首のコリ、目の疲れなどでも起こります。

※1 自律神経には交感神経と副交感神経という2つの対照的な働きをもつ神経があり、同時にバランスよく働いて維持されていますが、ストレスなどが原因で交感神経が優位になりすぎて乱れてしまいます。

 

突然めまいが起こったら??

初めてのめまいは誰でもパニックになってしまい不安に襲われると思いますが、安静にして治まるのを待ちましょう

ただし、激しい頭痛がする、ろれつが回らない、物が二重に見えるなどがある場合は、ただちに受診しましょう。

めまいにはいろいろ種類がありますが、頻発する場合やなかなか治まらない場合は受診しましょう。

 

~梅雨に起きやすいめまい~

梅雨のときに起きやすいめまいの多くは、自律神経が関係しています。気圧が変化すると、内耳にある気圧センサーが興奮してリンパ液にずれが起こります。それによって脳が混乱し、自律神経が乱れてめまいなどの不調が起きやすくなります。

また、湿度が高いことで、体に余分な水が溜まることで自律神経の乱れが起きたり、体が冷えて血行が悪くなることも原因となります。

 

 

めまいを悪化させないために

◆充分な睡眠をとりましょう

体と心を休めてあげることがまずは大切です。寝つきが悪い、眠れなくてお悩みの方はコチラもご覧ください⇒⇒不眠症かも!?

 

◆バランスのとれた食事をしましょう

できる限り、毎日同じ時間帯に3食食べるよう心がけましょう。

また、偏らずにいろいろな食材をとることも大切です。色のバランスは栄養のバランスを表しますので、1食に5色(白・黒・赤・黄・緑)をそろえるよう心がけましょう。1食で全部が難しければ、1日単位ではじめてみましょう!

 

◆適度な運動をしましょう

自律神経を整えるには適度な運動も大切です。筋肉をゆっくり伸ばすストレッチやヨガ、ラジオ体操などはおうちの中でもできるのでおすすめです!

おうちの中の運動はコチラ⇒⇒室内で運動するコツ

 

◆リラックスしましょう

ぬるめのお風呂にゆっくりつかることで体もほぐれリラックス効果が期待できます。温かいタオルで首を温めながらつかるのもいいですね。首を温めると全身の血行促進に役立ちます。

 

*意識して摂ってほしい!おすすめ栄養素*

◇ビタミンB群

ビタミンB群の中でも、特にビタミンB12は不足すると神経障害が起こることが知られています。

魚介類、レバーなど

◇GABA(γーアミノ酪酸

GABAは、体内において神経伝達物質としてはたらくアミノ酸。ストレス低減作用などの報告があります。

発芽玄米、味噌などの発酵食品など

◇カリウム

体に溜まった余分なナトリウムを排出する作用があります

夏野菜(きゅうり、なす、トマト、ズッキーニ)、そらまめ、バナナなど

 ※夏野菜は体を冷やす働きもあるので、体を温める食材と一緒に摂るのがおすすめです!

 夏野菜+温める食材(にんにく、ねぎ、しょうが、みょうが、にら、唐辛子など)

めまいの種類によっては、漢方薬を使用してみることができる場合があります⇒⇒めまいの漢方薬

気になる方は店舗販売員にご相談ください。

 

参考)
・「健康食品」の安全性・有効性情報 ビタミンB12
独立行政法人製品評価技術基盤機構 γアミノ酪酸
・カリウム eヘルスネット 厚生労働省

 

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