女性の9割が生理痛を経験しています。
生理痛は、「子宮の収縮」が原因です。
妊娠が成立しなかった場合、必要ない子宮内膜を「経血」として体外に排泄する必要があります。
このために子宮を収縮させますが、この働きを担うのがプロスタグランジンという発痛物質です。
名前の通り「痛みを発生させる」ものなので、生理痛だけでなく頭痛など様々な痛みが同時に起こっている人も少なくありません。
さらに体質や体調などにより、痛みが強くなってしまいます。
痛みが強くなる原因は?
1.子宮の出口がせまい若い世代や出産経験のない人は、子宮口が未発達で子宮頸管が狭く、経血がスムーズに流れず痛みを強く感じます。なので、出産を経験すると生理痛が軽くなることもあるようです。
2.冷えや運動不足による血行不良
元々の冷え体質や、冷えると血液の流れが悪くなり子宮の収縮が弱いため、過剰にプラスタグランジンが放出され痛みが悪化する原因となります。また、冷えにより骨盤内がうっ血したり血液の粘性が高くなることも原因となります。
3.ストレス
ホルモンや自律神経のバランスを崩し、血行不良を引き起こすため痛みが強くなってしまいます。
主な原因はこれらですが、その原因によって痛みの出方やひどい期間などが違ってきます→どんな症状?をチェックしてみましょう。
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