【栄養をしっかりと!新型コロナウイルスに負けるな!!】
新型コロナウイルス感染症の予防対策として、免疫力を高めるためにキムチや納豆などの発酵食品を取り入れる方が増えています。
日頃からしっかりと栄養を補うことで、
感染症の予防や回復が早いなど、プラスのことが多いです。
発酵食品を摂る以外にも、栄養面でできることはあるのでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の症状が重症化する背景として、
・低栄養
・骨格筋の減少や機能低下(サルコペニア )
が存在するということが指摘されています。
低栄養や筋肉量が減少した人では明らかに細菌やウイルスなどの感染症に対する
免疫力が低下していることがわかっています。
日頃から、「栄養状態を良好に保つこと」は感染症のリスクを下げるための対策の1つと言えるかもしれません。
1.欠食しない
ウイルスと戦う体を作るためにも、十分なエネルギー確保が必要です。
熱が1℃上昇することで体は約13%も代謝を消費します。こういった理由からも、
低栄養状態で痩せてしまっていると、より感染症と戦う力が弱い
ということになります。
エネルギーを確保するためには特に「糖質」をしっかり摂取することです。
今は極端な糖質制限(疾患療養中を除く)は控えておきましょう。
2.ビタミン・ミネラルをバランスよく
ビタミンAやDは感染症に対する生体防御に関与し、
ビタミンE、B6、B12、ミネラルのセレンや亜鉛も免疫能に関係している栄養素です。
これらの栄養素を個々に摂ろう!と考えて摂るのは難しいですよね。
予防に良いからと言って、1つの栄養素をたくさん摂ることは返って有害となることもあります。
ビタミンDに関しては、週に2回、15~30分ほどの日光浴をすることで体の中で生成されるといわれています。
こちらもぜひく試してみてください。
まとめると・・・
色んな食品を3食バランスよく食べることで必要なエネルギーや栄養素を確保しましょう。
3.良質たんぱく質やアミノ酸を
ウイルスなどの感染症に罹ると、著しいエネルギーとタンパク質が消費されます
本来必要とされるタンパク質が不足すると、生体防御を担う免疫能が損なわれてしまいます。
体のほとんどはタンパク質からできています。もちろん筋肉もほとんどがタンパク質。
サルコペニアを防ぐためにも日頃から十分量摂取しておくことが大切です。
<たんぱく質摂取の目安>
簡易的に目安量を知るなら以下を参考にしてください。
・体重1kg当たり0.8~1.0g/kg
例)体重60kgの人なら48g~60g/日のたんぱく質摂取量が目安
もしくは、
・1食当たり20g
たんぱく質はアミノ酸がいくつか連なったものです。アミノ酸自体を補給するのも良いかもしれません。
特に、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)やグルタミンなどのタンパク質分解の抑制、あるいは合成促進に働くものがお勧めです。
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色んな栄養素が必要なことはわかったけど・・・それを考えて1食のメニューにするのは大変ですよね。
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4. 十分な水分補給
水分は血液中の栄養素などを運搬し、体温を調整する等全身状態の安定を保つために不可欠です。特に栄養状態が落ちている人(高齢者や低栄養の人)は脱水に陥りやすいです。こまめに水分補給をし、脱水状態を防ぎましょう。
<水分補給の方法>
1200ml/日(コップ1杯(150ml)/日)を1日8回
備えあれば憂いなし!日頃から実践してみましょう。
もちろん食事だけで対策できるものではありません。
日頃から手洗い・うがいもしっかりしましょう!以下も参考にしてみてください☆