時間栄養学第2回。
カラダは栄養素によって吸収したり利用する時間帯が違うということをご存知ですか?
体内時計をうまく利用し、栄養素を補いましょう!
☆時間栄養学~パート2~☆
◆時間栄養学の考えから、不足している栄養素を効果的に補おう!
◆ダイエットと時計遺伝子
【サンドラッグ栄養士・管理栄養士考案おすすめレシピ】
◆納豆ささみのユッケ風
時間栄養学の基礎は前回お話しましたが(⇒時間栄養学~パート1~)今回は時間栄養学的に食べる時間や、どのように栄養素を取り入れるのが効果的かというお話です。
カラダは栄養素を効率よく利用するため、利用しやすい時間・吸収されやすい時間帯が違います。
あなたが必要な栄養素はいつ摂るのが効果的なのでしょうか?
★朝
・たんぱく質・・・血糖の急激な上昇を抑えます。
・鉄・・・午前中に利用が高まるといわれています。
・リコピン、DHAなどの脂溶性物質・・・脂溶性物質の吸収が良くなる胆汁が一番溜まる時間帯のため、腸内に吸収されやすくなります。
・カフェイン・・・夜に摂ると体内時計が狂うため、朝に摂るのが良いとされています。また、朝の摂取は抗肥満効果があるといわれています。
★昼
・ビタミンB群・・・昼~18時頃までが一番吸収が良いとされています。
★夜
・イソフラボン・・・大豆や大豆製品に多い成分で、夜に摂るほうが吸収率が高いといわれています。
納豆に含まれる納豆キナーゼが血栓を溶かす働きをするので、血栓は夜に出来やすいことからも納豆として夜に摂ることがおすすめです。
・カルシウム・・・吸収が一番高くなるといわれています。牛乳で摂る場合は、脂肪分が少ない低脂肪乳で摂るほうが良いでしょう。
どうですか?朝食に納豆やヨーグルトを食べている方多いですよね!?摂りたい栄養素によっては、夜に食べたほうが良いんですよ☆
ダイエットをしようと思っている方は、時計遺伝子の一つ「BMAL1(ビーマルワン)」という脂肪合成に働くたんぱく質に注目してみましょう!