フェムテック
働く女性が増えてきて、生理痛、PMS(月経前症候群)や更年期障害などの身体の不調や、子宮頸がん、乳房ケアなど女性特有の健康問題について声を上げる女性たちが増えてきました。

また、女性特有の不調や悩みに対して、周りの理解があるだけで気持ちが楽になったり、周期に併せて仕事をすることでパフォーマンスがあがるというのもあり「フェムテック」が注目されています。

「フェムテック」とは、女性(フィーメイル)が抱える身体や心の課題を技術(テクノロジー)で解決することを目指す Fmeale+Technology からの造語です。

主に生理・妊娠・更年期のジャンルを中心にケア製品やサービスが幅広く展開されています。
月経管理アプリや月経カップ、デリケートゾーン用洗浄剤やオイル、尿もれ防止膣トレーニングアイテムなど女性特有の健康問題に対応できる商品が続々と開発されています。

例えば
生理や排卵日を予測してくれるアプリ「ルナルナ」は株式会社エムティーアイが提供している、日本でも老舗のフェムテックサービスです。

フェムテックを取り入れたアイテムは、女性特有の疾患の検診や不妊治療、出産育児など、さまざまなシーンに向けて開発が進んでいるそうです。


 

SDGs(持続可能な開発目標)の中でも掲げられている目標5「ジェンダーの平等(※)」や、職場のダイバーシティ化が進み、あらゆる人が共に働いていく中でより一層関心が高まっています。

身体の悩みは千差万別で、もちろん性別に関わらずすべての人にあるものです。
さまざまな価値観が認められるようになってきた今だからこそこの「enjoshey!」をきっかけに、フェムテックも活用しながら無理をせず自分を大切にできるような生き方、働き方を選んでいただけたらうれしいです。



※SDGsの目標5「ジェンダーの平等」の実現のための方法として下記内容が示されています



5.b 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダーの平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。



約2人に1人は女性特有の悩みが仕事に影響している

サンドラッグで働いている女性は約9500人います。(2021.6現在)
アンケートでは、約2人に1人の女性が「生理や更年期の症状で、勤務先で困った経験がある」と回答しており、何かしらの悩みを抱えたまま仕事をしていることがわかりました。

女性は1ヶ月(月経)、一生(思春期⇒成熟期⇒更年期⇒老年期)を通して、女性ホルモンの変動の波にさらされています。

一方、身体の不調の全てが女性モルモンの問題とは限りません。朝ごはん抜きなど栄養の問題が隠れていることもあり、食事の内容や生活習慣を見直すことなどが必要なこともあります。

女性ホルモンの話と一緒に、食事や生活習慣のことなども併せて情報発信していきますね。

女性の健康は、女性だけが学べば良いということではありません。
サンドラッグ従業員の半数は男性です。頑張っている女性を男性にも理解していただきたいと思っています。
また、男性の健康のことも女性が学ぶ機会が必要だと思っています。

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