心と体にさまざまな影響を及ぼす女性ホルモン

女性は思春期、成熟期、更年期、老年期と、女性ホルモンの状態によって、また、ライフステージによって男性とは異なった心身の変化をしています。

女性ホルモンって??

そもそもホルモンとは、100種類以上あり、体内で作られ体の健康維持のためいろいろな機能の調整を行う物質です。
その一種である女性ホルモンは、健康、妊娠、出産にとても重要なだけではなく、見た目の女性らしさやメンタルにも影響を及ぼします。

主なものに、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
 

月経も、女性ホルモンの作用によってコントロールされています。


女性ホルモンは、脳からの指令で分泌される
エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌しているのは主に卵巣です。
その卵巣に「分泌しなさ~い!」と指令を出しているのは脳です。
卵巣からのホルモン分泌量は脳が常にチェックしていて、減ってくると増えるように、増えれば減るように指令を出しています。
ところが司令塔の視床下部はストレスの影響を受けやすく、働きが弱くなると、女性ホルモンバランスにも影響が出てしまいます。

ホルモンは血液の中にごく微量しかありません。ごくわずかな量で作用するため、ちょっとしたバランスの乱れがさまざまな不調につながることもあるのです。
特にエストロゲンの変化は影響が大きく、月経不順や子宮の病気、更年期障害などの原因となります。


体脂肪も影響?!
エストロゲンは卵巣以外に脂肪細胞からも分泌されています。
だから体脂肪が多すぎても少なすぎても、ホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。

BMI 18.5以上25未満が理想です。


ホルモンの分泌量はストレスなどによる一時的な変化だけでなく、年齢によって変化していきます。
詳しくはコチラ⇒⇒ライフステージ

 

 

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