新緑まぶしい季節になりましたね。
爽やかな季節で過ごしやすいですが、紫外線も気になる時季。
顔用の日焼け止めはいろいろありますが、近年は日焼け止め効果だけでなく+αの機能がついているアイテムが増えています。
今回は日焼け止め+αの機能がついたアイテムについてご紹介します。
【日焼け止めの役割】
塗布することで紫外線から肌を守ります。
紫外線には雲や窓ガラスを通過して肌の奥まで届き、シワやたるみの原因となるUV-A、日焼けして赤くヒリヒリする原因となるUV-Bがあります。
【日焼け止め+αのアイテム】
①日焼け止め+乳液= 朝用乳液
これは以前から多く見かけるアイテムです。
日焼け止めと乳液を1つにすることによって、UV対策と保湿が1つのアイテムでできます。
紫外線は日焼けだけでなく肌を乾燥させるのですが、朝時間のない方はこのアイテムを使用することによって時短しつつも、しっかりスキンケアをすることができるのでおすすめです。
②日焼け止め+化粧下地
①のアイテムと共に以前から多く見かけると思います。
朝の乳液の後にこのアイテムを使用し、ファンデーションなどのベースメイクを塗布できます。
①のアイテムに化粧下地効果までついているものもあります。
そうであれば化粧下地がある意味は?と思われた方もいらっしゃると思います。
「日焼け止め+化粧下地」はファンデーションなどのベースメイクの密着性を高めることをメインに作られていることが多いのに対し、「化粧下地」はベースメイクの密着性を高めるだけでなく、化粧崩れしやすい・色むらが気になる・乾燥するなど、ベースメイク上の悩みをカバーする効果も高いです。
今は化粧下地でもUVカット効果の高いアイテムが多くあります。
ご自分の肌と相談してアイテムを選ぶことをおすすめします。
③日焼け止め+トーンアップ効果
近年非常に人気のため、アイテム数が多くなっています。
ラベンダーカラー、グリーンカラー、ピンクカラーなど日焼け止めに色がついていて、塗布することにより、ワントーン明るい顔色になれたり、気になる色ムラをカバーすることができたりします。
①のアイテムにトーンアップ効果がついていることもあります。
マスクの着用が当たり前となった今、ファンデーションを使わずにこれでベースメイクを終わりにする方も多いです。
〈トーンアップカラーの選び方〉 なりたい肌で選びましょう
・パープル・ラベンダー系:優雅な印象・透明感を出したい・肌を明るく見せたい
・グリーン系:赤みが気になる・透明感を出したい
・ピンク系:自然にトーンアップしたい・血色感が欲しい
・ブルー系:黄ぐすみが気になる・透明感を出したい
④日焼け止め+おしろい効果
近年発売され注目のアイテムです。
日焼け止めにおしろい効果を持たせることで、これを塗るだけで「薄化粧」したような肌になります。
おしろい効果だけでなく、乳液効果やトーンアップ効果を併せ持つアイテムもあります。
マスク着用が当たり前となった今、③と共に人気のアイテムです。
これだけでベースメイクを終わらせる方も多く、おしろいの粉体が入っているので仕上がりがサラサラになるアイテムもあります。
おしろいのサラサラした粉体はマスクの摩擦を軽減させます。
もちろんおしろいを単品使いした方が粉体がたっぷり入っているので摩擦を軽減する作用は高いのですが、まさに今の状況下で1つ持っていると便利なアイテムです。
⑤日焼け止め+外的刺激物質付着予防効果
外的刺激物質?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
花粉・PM2.5・黄砂などの肌に付着すると刺激を与える物質のことです。
この刺激物質の付着を防ぐことで、肌への影響を極力抑えることができます。
敏感肌ブランドから発売され、肌負担が少ない成分で作られているアイテムもあります。
【マスクをしているから顔用日焼け止めは必要ない?】
マスクをしているから、家にいることが増えたから、日焼け止めは塗布しなくて大丈夫なのでは!?と思われる方がいらっしゃいますが、UVカット効果のあるマスク以外のマスクは(マスクの厚さにもよりますが)紫外線を透過します。
マスクから出ている部分だけでなく、顔全体に日焼け止めを塗布することがポイントです。
1日中お家にいる方も、窓ガラスを通過して届く紫外線(UV-A)をカットするためにも日焼け止めを塗布することをおすすめします。
ご自身の生活スタイル、メイク状況に合わせて上手に日焼け止めを選んでくださいね。