流行中!5類感染症移行後の新型コロナウイルス感染症への備え

再び新型コロナウイルス感染症が流行していますが、5類感染症に移行してからの感染対策は個人の判断が基本となります。

感染状況や重症化リスク等に応じた受診・自宅療養などの対策ができるよう、事前に備えておきましょう。

何が変わった?5類感染症移行後の対応

基本的な感染対策に変わりはありませんが、変更点や現在の対応をまとめてみました。

外出自粛(行動制限)がなくなりましたが、体調が悪い時は人に移さないような行動を心掛けましょう。
事前に準備しておくものは?
夏休み等で病院が休みになることを考え、できる限りの備えをしておきましょう。

 

〇早めに購入しておきましょう

・新型コロナ抗原定性検査キット 抗原定性検査キットとは?

※抗原定性検査キットとは?※抗原定性検査キットは、「体外診断用医薬品」「第1類医薬品」として承認されたものを選びましょう。 

新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)の承認情報 

重症化リスクが低い方で症状が重くない場合は基本自宅で療養し、心配な人は検査キットで自己検査してみましょう。万が一陽性反応が出て受診すべきか悩んだ場合は相談窓口に相談してみましょう。

#7119・・・救急医療電話相談。大人の医療相談はこちらへ

#8000・・・小児救急電話相談。お子様の医療相談はこちらへ

・解熱鎮痛薬

お子様から大人の方まで幅広く使用できる「アセトアミノフェン」の常備をおすすめします。

・体温計

 受診すべきかの参考にもなるので常備しておきましょう。38度以上の発熱の場合は、ただの風邪ではない可能性があるため、受診をおすすめします。

※体温計はあるが電池がなくなっていた・・・なんてこともあります。予備の電池もあるとよいでしょう。

 ・常備食

特にお一人でお住まいの方は、万が一に備えて日持ちする食品等も備えておきましょう。 療養中でも手軽に摂れるゼリー飲料やレトルト食品(おかゆなど)がおすすめです。

万が一感染したら

 

●重症化リスクが高い方(高齢者・妊婦・小学生以下のお子様・基礎疾患を有する方)

 

受診をおすすめしますが、かかりつけ医がいる方はまずはかかりつけ医に相談しましょう。

●重症化リスクが低い方(上記以外の方)

症状が重くない場合は、自宅で療養しましょう。ただし、以下の場合は速やかに受診してください。

・高熱が続く

・呼吸が苦しい

・意識状態がおかしい

・症状が長引き悪化している  など

よく聞かれること(Q&A)

Q1.家族が感染しました。どうすればいいですか。

A1.まずは感染対策を実施しましょう。お世話はできるだけ限られた方が行い、接触する時間をできるだけ短くしましょう。

<感染対策のポイント>

①窓を開けて換気

②部屋を分ける(可能であれば)

③マスクを着用

④手洗いなどの手指衛生

Q2.マスクはどれを使用してもいいですか。

A2.できる限り「不織布マスク」を着用しましょう。

一般的に、不織布>布>ウレタン の順次効果があるといわれています。不織布、布マスクを着用することで約70%以上ウイルスの吸い込みを抑える※ことができるという研究結果があります。(厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より)

※50cmの距離、不織布で約75%、布で約70%

 

日頃から体調を整えておくことも感染対策の1つです。基本的な感染対策だけでなく、ご自身の体調管理もしっかり行いましょう。

 

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