赤ちゃんを迎え入れる準備をしています

女性は妊娠の準備をするためにホルモンが働き、毎月月経が起こります。早い人だと10歳くらいから、長い場合は50歳くらいまで続きます。

1ヶ月に1個ずつ、左右の卵巣のどちらかから排卵されます。その後、受精した卵子を受けとめるために子宮ではフカフカのベッドを用意します。これが「子宮内膜」と呼ばれるもの。受精した卵子が着床すると妊娠となりますが、受精しなかった場合、子宮内膜は剥がれ落ち、血液とともに外に排出されます。
これが「月経」です。

この月経は、約25~38日の周期で起こります。
月経は女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の量が影響します。
→女性ホルモンとは


プロゲステロンの量が増え始めると体温は高くなり、このタイミングで妊娠しなければ月経がはじまります。

女性ホルモンは体調によって左右されやすいので、数日のズレは生じることもありますが、予定日より1週間以上のズレがあった場合は妊娠しているか、何らかのトラブルがある可能性があります。原因をはっきりさせるためにも、産婦人科を受診してみましょう。

このように、月経は女性が妊娠するための準備が出来ているかどうかを知る大切な体の仕組みなんです。

人生の半分以上を一緒に過ごすことになります。月経が関係する症状や悩みとも上手に付き合っていきましょう。

参考:日本産婦人科医師会

 

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